カイコ幼虫の筋肉収縮を指標とした系で、試験化合物が自然免疫の活性化を引き起こすかを判定します。
カイコを用いた感染症治療効果の前段階として、試験化合物の病原性細菌・真菌に対するMIC(最小発育阻止濃度)を測定するin vitro試験です。当試験で抗菌・抗真菌活性が認められた試験化合物は治療効果を示す可能性があり、次項の「3.疾患治療効果試験」の実施をお勧めいたします。
感染症治療効果は従来、製薬企業では、抗菌薬の開発において、試験管内での多段階での試験を経て選別した化合物に対して、治療効果の評価をマウスなどの哺乳動物に対して行っていました。その為、膨大なコストがかかり、しかも効率が低いという問題がありました。弊社では、カイコ幼虫の感染モデルを用いて、治療効果を評価します。
カイコに血管内注射、もしくは腸管内注射(経口投与に相当)を行い、薬物の体内動態を解析します。哺乳動物を殺傷することなく、カイコを使って、試料の毒性の定量的評価ができます。
自然免疫活性化評価 1検体30万円(検体の追加とその他試験についてはご相談ください。)
1検体1ヶ月から
わたしたちはカイコをテスターとして採用し、様々な病態モデルの確立を行っています。
創薬の研究や感染症治療の新たな道筋として、最適なご提案をさせていただきます。